クシの子はニムロデであって、このニムロデは世の権力者となった最初の人である。
彼らはつるぎをもってアッスリヤの地を治め、 ぬきみのつるぎをもってニムロデの地を治める。 アッスリヤびとがわれわれの地に来て、 われわれの境を踏み荒すとき、 彼らはアッスリヤびとから、われわれを救う。
クシの子孫はセバ、ハビラ、サブタ、ラアマ、サブテカであり、ラアマの子孫はシバとデダンであった。
彼は主の前に力ある狩猟者であった。これから「主の前に力ある狩猟者ニムロデのごとし」ということわざが起った。
この国は葦の船を水にうかべ、 ナイル川によって使者をつかわす。 とく走る使者よ、行け。 川々の分れる国の、たけ高く、膚のなめらかな民、 遠近に恐れられる民、 力強く、戦いに勝つ民へ行け。
第二の川の名はギホンといい、クシの全地をめぐるもの。
クシはニムロデを生んだ。ニムロデは初めて世の権力ある者となった。